こんにちはCMOの相澤です。
Webマーケティングにおいてもっとも有名な「リスティング広告」ですが、実際にはどんなことができるのか、なにがメリットなのかについては、いまいち分からないという方が多いのではないでしょうか。こちらの記事では、リスティング広告の仕組みからメリット・デメリットまでわかりやすく解説していきます。
・リスティング広告ってよく聞くけどいったいなに?
・なんで多くの企業がリスティング広告をやってるの?
・結局メリット・デメリットはなに?
こんなお悩みを解決します。
目次
1.リスティング広告とは何か
1.1 リスティング広告の掲載面
1.2 リスティング広告と自然検索の違い
1.3 料金体系
2.リスティング広告の特徴・強み
1.1 費用対効果
1.2 顕在層ユーザーへの広告表示
1.3 運用による成果改善
3.デメリット
ボリューム
4.まとめ
国内最大手広告代理店のWebマーケティング担当として、大手飲料メーカーや大手不動産、大手エステサロンなどのクライアントで年間15億円以上の案件を担当してきた実績・知見から皆様にわかりやすい情報をお届けします。
Contents
1.リスティング広告とは何か
リスティング広告とは「検索連動型広告」と呼ばれるもので、Yahoo!・Googleで何かをキーワード検索した際の検索結果画面に表示されるWeb広告のことです。
1.1 リスティング広告の掲載面
リスティング広告の掲載面について、代表的なのがYahoo!とGoogleの2つです。
2つの違いについて、以前はPCに強いYahoo!、スマホに強いGoogleといった棲み分けがありましたが、現在ではスマホ検索数の増加によりGoogle優勢となっています。
Googleがスマホに強い背景としては、iPhoneのブラウザ「Safari」がGoogle検索となっている点があります。
このような状況ですので、少額でのリスティング広告実施をご相談頂いた時は、迷わずGoogleをおすすめしています。
1.2 リスティング広告と自然検索の違い
次に自然検索との違いについてですが、掲載位置と費用に違いがあります。
掲載位置については、検索結果画面の上下の1~5枠はリスティング広告枠となっていますので、上位掲載が出来た場合は自然検索より上の位置に表示されます。
費用については、リスティング広告は「広告」ですので、当然掲載に広告費が発生します。
1.3 料金体系
リスティング広告の費用は「クリック課金」となっています。
「クリック課金」とは、広告がクリックされて初めて費用が発生する仕組みで、広告表示には費用がかかりません。
一般的に広告というと、掲載するだけで費用が発生するイメージがあると思いますが、リスティング広告はユーザーが広告主のホームページを訪問して初めて費用が発生します。
ですので、せっかく広告を掲載したけれど、あまり効果がなかった・・・といった無駄撃ちが少ない広告です。
2.リスティング広告の特徴・強み
リスティング広告の強みは「費用対効果」「顕在層ユーザーへの広告表示」「運用による成果改善」の3点です。
2.1 費用対効果の高さ
費用対効果については、前述した料金体系「クリック課金」の仕組みによる無駄撃ちの少なさがあります。
また、検索結果画面に自社広告が表示されること自体の認知効果もありますので、こちらが無料ということは非常にお得です。
さらに広告というと一般的にクリエイティブ制作費がかかりますが、リスティング広告のクリエイティブはテキストなので費用は発生しません。
デザイン等の難しい要素ぬきで、手軽に広告を始められます。
2.2 顕在層ユーザーへの広告表示
リスティング広告は「検索連動型広告」なので、キーワード検索を行ったユーザーに広告が表示されます。
一般的にキーワード検索を行うユーザーは、自ら情報を求めている「顕在層」ユーザーなので、検索結果ページからそのままサービスや商品を利用する確度が高く、広告でアプローチするターゲットとして非常に効果的です。
「検索」ユーザーへの広告表示がなぜ重要なのか、については以前の記事でご紹介してますので、よろしければこちらもご覧下さい。
2.3 運用による成果改善
またリスティング広告は「運用型広告」とも呼ばれます。
広告を作って掲載したら終わりではなく、その後も入札キーワードの調整やキーワード入札単価の調整、広告文の修正など、様々な運用調整を行っていきます。
そのため、広告を掲載して結果は終わってみなければ分からないということはなく、はじめは思っていた程の成果が得られなくても、PDCAを回していくことで、必ず成果を得られる広告手法なのです。
3.デメリット
・ボリューム
リスティング広告は「検索連動型広告」なので、検索ユーザーにしかアプローチすることが出来ません。
確度の高い「顕在層」ユーザーへ訴求できる反面、検索を行わないユーザーへはアプローチ出来ませんので、狙いたいキーワードの検索数によりアプローチできるユーザーの上限が決まってきます。
意味が広く、検索数の多いキーワードを入札することでボリュームを稼ぐことも出来ますが、それではリスティング広告の強みである「費用対効果」「顕在層ユーザーへの広告表示」が失われてしまうので、あまりおすすめではありません。
費用対効果の良いリスティング広告をベースに、ボリュームを出せるターゲティング広告を併用することでバランスの良い広告戦略を取ることができます。
4.まとめ
今回はリスティング広告の仕組みからメリット・デメリットまで基本的な内容をご紹介しました。
キーワード検索を行う確度の高いユーザーをターゲットとし、さらには費用対効果も高いリスティング広告。途中で広告文変更や細かな調整が柔軟にできることから、初めてWeb広告にチャレンジされる広告主様にとっても取り組みやすい広告ではないでしょうか。
amplitではこのリスティング広告出稿サービスも行っております。国内最大手広告代理店の出身者がコンサルタントとしてサポート致しますので、安心してご相談頂けます。