今さら聞けない?!SNSマーケティング【基本編】〜Instagram広告〜

Webマーケティング

こんにちはCMOの相澤です。

前回に引き続き「SNSマーケティング」について詳細の解説をしてきます。

個別メディア解説の3回目となる今回は、「Instagram広告」について解説していきます。


・Instagramってどんな特徴があるの?

・Instagram広告ってなにができるの?

・Instagram広告はどう活用すればいいの?

こんなお悩みを解決します。

<目次>
1 Instagram広告とは
1.1 Instagram広告の特徴とメリット
1.2 Instagram広告で可能なターゲティング
2 Instagram広告の種類
2.1 写真広告
2.2 動画広告
2.3 カルーセル広告
2.4 ストーリーズ広告
2.5 アクションボタン
3 Instagram広告の活用法
4 まとめ


国内最大手広告代理店のWebマーケティング担当として、大手飲料メーカーや大手不動産、大手エステサロンなどのクライアントで年間15億円以上の案件を担当してきた実績・知見から皆様にわかりやすい情報をお届けします。

SNSマーケティングについて、こちらも合わせてご参照下さい。

1 Instagram広告とは

Instagram広告とは、Instagram上のストーリーズ面フィード面発見タブなどに広告を表示する配信手法です。

以前の記事でもご紹介しましたが、Instagramの月間国内アクティブユーザーは3,300万人と言われており、ユーザー層は20代〜40代の男女が多く、女性比率が高い点が特徴になります。

また、写真や動画の投稿が中心であり、クリエイティブ・ビジュアルを中心としたコミュニケーションがメインとなり、若年層においては情報収取の場としても活用されています。

広告媒体としては、親会社のFacebookと同様の仕組みを利用するため、正確なユーザー情報を元にした精度の高いターゲティングが可能です。

1.1 Instagram広告の特徴とメリット

前述の通り、Instagramは実名制であり、プロフィールなどのユーザー情報が正確なため、この正確な情報を元にした精度の高いターゲティング広告が特徴であり、メリットになります。

自社サービスのターゲットを明確にし、しっかりとターゲティング配信することで、Instagram広告は効果を発揮することができます。

また、Instagram広告はInstagramアカウントがなくても実施することが出来ます。

以前の記事でもご紹介しましたが、Facebookアカウントがあれば、Facebook広告の配信面をInstagramと設定することで実施可能です。

※効果的なInstagram広告活用としては、Instagramアカウントの作成をおすすめします。

1.2 Instagram広告で可能なターゲティング

Instagram広告ではFacebook広告同様、以下のターゲティング項目に沿って、絞り込んだ広告配信が可能です。

・利用者情報
地域/国/都道府県/市区町村、生年月日/世代、交際ステータス、学歴/専攻、勤務先/役職/業界、言語、性別でのターゲティングが可能です。

・ライフイベント
引っ越し/駐在、結婚/婚約、誕生日が近い/記念日など、ユーザーの特定のイベントを狙った広告配信が可能です。

・興味関心
好きなページやアプリ、ゲーマー/ゲームのジャンル、アクティビティ、興味/好きなもの、などの情報をもとにターゲティングが可能です。

・つながり
特定ページのファ ン/ファン以外、 特定アプリやイベ ントとのつながり、でのターゲティングが可能です。

・端末情報/接続環境
OS、OSバージョン端末、ブラウザでのターゲティングが可能です。

その他にもターゲティング可能な項目はありますが、Facebook広告同様、Instagram広告のターゲティングとしては正確な「利用者情報」「ライフイベント」を元にしたターゲティングが特徴的な配信手法になります。

また、メディアとして写真や動画のビジュアル面が重要視される点や、若年層の情報収集媒体という特性から、一般消費者向け製品(アパレル・コスメ・インテリアなど)を販売する事業との相性が比較的良いとされています。

2 Instagram広告の種類

写真や動画のビジュアル面が重要なInstagramですが、広告についてもいくつかの配信形式があります。

以下それらについて解説していきます。

2.1 写真広告

最も基本的なInstagram広告の形式です。

通常投稿と同じく、写真+テキスト形式の広告です。

通常投稿との違いは、写真下部(テキスト上部)にアクションボタン(CTA:Call To Action)があり、ユーザーを外部サイト等に遷移させることが可能です。

また、写真広告で気をつける仕様は以下です。
・説明;テキストのみ、300文字以内(125文字を推奨)
・画像:広告画像の20%以上をテキストが占めてはならない

2.2 動画広告

こちらは、動画投稿形式の広告です。

動画部分以外については、前述の写真広告と同様です。

動画広告で気をつける仕様は以下です。
・説明:テキストのみ、125文字以内を推奨
・動画の長さ:最大30秒(30MB)

2.3 カルーセル広告

カルーセル広告は、写真広告・動画広告と似ていますが、2~5個の画像や動画を表示できる点が異なる広告メニューです。

自社サービスについて、複数の訴求を行うことも可能ですし、連続する画像で1つのサービス・商品についての訴求を強力に行うことも可能です。

2.4 ストーリーズ広告

Stories広告は、フィード上部に表示されるStories面に広告配信を行う形式です。

通常のStories投稿と同じく、縦長のフォーマットを使い広告を表示します。

Stories広告で気をつける仕様は以下です。
・写真の再生時間:デフォルトで5秒(30MB)
・動画の再生時間:最大15秒(4GB)

2.5 アクションボタン

最後にアクションボタン(CTA:Call To Action)についてですが、ボタンの内容は以下から広告の目的に合わせて設定することが出来ます。

・詳しくはこちら
・お問い合わせ
・予約する
・購入する
・登録する
・インストールする
・ダウンロード
・申し込む
・他の動画を視聴
・音楽を聞く
・ゲームをプレイ
・アプリを利用
・動画を見る

3 Instagram広告の活用法

ここまでInstagram広告の基本的な情報を解説してきましたが、最後に活用法をご紹介致します。

まず、Instagramというメディアは若年層の情報収集目的での利用・女性が多いという特徴がありますので、自社サービス・商材が上記ユーザーをターゲットとしているかを再確認しましょう。

そして、写真や動画を中心としたコミュニケーション媒体ですので、広告に使うクリエイティブについても、Instagramの特性を加味したクリエイティブを作成しましょう。

クリエイティブについては、画像内のテキストを20%以下にしなければならない仕様がありますので、他媒体で使うようなバナー広告画像は使用出来ませんし、InstagramのフィードやStories面に広告表示された時にユーザーが違和感を感じてしまいます。

また、若年層が情報収集に使うメディアという特性上、情報拡散に強みをもつインフルエンサーを活用することでも、大きな認知獲得を狙えます。

4 まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は前回に引き続き、SNSマーケティング基本編として、Instagram広告についてご紹介しました。

Facebook広告同様、プロフィール情報に基づく精度の高いターゲティングと、写真・動画といったクリエイティブが特徴のInstagram広告は、他の媒体とは若干ことなる工夫が必要となりますが、若年層や女性といったユーザーを狙いたい企業様にとってはおすすめの媒体ですので、是非お試し下さい。

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