インフルエンサーとは?失敗しない起用法から自社マーケティングでの活用まで徹底解説!

Webマーケティング

こんにちはCMOの相澤です。

今回は、近年良く耳にするようになった「インフルエンサー」について、その意味からマーケティングとしての「インフルエンサー活用」について解説していきます。


・よく聞くけどインフルエンサーってなに?

・インフルエンサーを活用するメリットは?

・どうやってインフルエンサーを自社マーケティングに活用するの?

こんなお悩みを解決します。

<目次>
1 インフルエンサーとは
1.1 インフルエンサーにはどんな種類があるのか
1.2 インフルエンサーを活用するメリット
2 インフルエンサーが活動している主要SNS
2.1 YouTube
2.2 instagram
2.3 Twitter
2.4 TikTok
3 インフルエンサーマーケティングのポイント
3.1 インフルエンサーを起用する際のポイント
3.2 ステルスマーケティング(ステマ)に注意
4 まとめ


国内最大手広告代理店のWebマーケティング担当として、大手飲料メーカーや大手不動産、大手エステサロンなどのクライアントで年間15億円以上の案件を担当してきた実績・知見から皆様にわかりやすい情報をお届けします。

SNSの活用についてはこちらの記事もどうぞ。

1 インフルエンサーとは

今や子どものなりたい職業でランキング上位になった「YouTuber」など、個人のSNSでの影響力も無視出来ない時代になりました。

SNSの発達で誰でも自由に情報発信出来るようになった今、その発信が多くの人に影響を与える「インフルエンサー」が登場しました。

ここでは「インフルエンサー」について、その種類やなぜ流行っているのかのメリットについて解説していきます。

1.1 インフルエンサーにはどんな種類があるのか

まず、インフルエンサーの種類ですが、その影響度(SNSでのフォロワー数など)で4段階に分けられます。

最も影響度が高いインフルエンサーから順に、「メガインフルエンサー>ミドルインフルエンサー>マイクロインフルエンサー>ナノインフルエンサー」と呼ばれています。※あくまで一例です

メガインフルエンサーはフォロワー数が100万人を超えるような影響力の非常に強い人で、SNSを飛び越えてテレビや雑誌などにも活躍の場を広げています。

インフルエンサーと聞いて、ぱっと名前が思いつく人々はおそらくこのカテゴリーに当てはまります。

ミドルインフルエンサーはフォロワーが数10万人規模の人で、テレビなどに出ることはあまりないものの、書籍販売などを行っており、SNS内で大きな影響力を持ちます。

ミドルインフルエンサー以上の方々については、企業(事務所)所属の方が多くいます。

マイクロインフルエンサーはフォロワー数でいうと数万人(10万人以下)レベルの方たちで、一般人(企業所属ではない)インフルエンサーも多く含まれます。

ミドルインフルエンサー以上のように、幅広い認知度・影響力はないものの、特定のジャンル(音楽・料理・美容・ファッション・趣味など)において、影響力を持っている点が特徴です。

ナノインフルエンサーはフォロワー数1万人以下の方のことで、情報拡散力についてはそこまで大きくありませんが、マイクロインフルエンサーよりさらにニッチな領域で強い影響力を持っていることがあります。

また、フォロワーなども直接つながりがある等、数の部分では上位のインフルエンサーに劣るものの、フォロワーの反応(影響力)については強みがあります。

1.2 インフルエンサーを活用するメリット

インフルエンサーの増加・拡大に伴い、企業の販促・宣伝にインフルエンサーが活用されることが増えてきました。

これがインフルエンサーマーケティングと呼ばれるものです。

それでは、自社のマーケティングにインフルエンサー活用をしている企業は、どのような点をメリットに感じて実施しているのでしょうか。

・情報の受取り手のハードルが下がる

まずメリットとして考えられるのは「情報の受取りハードルが下がる」という点です。

通常の広告とインフルエンサーマーケティングでの一番の違いは、情報の発信元が「企業」か「個人(インフルエンサー)」かという点です。

スマホの普及により、ユーザーの情報感度があがり、自ら必要な情報を取りに行くという行動が増えたことで、企業が発信する内容については「広告だから信用できない」というネガティブな受取り方をされるようになりました。

それに対し、インフルエンサーマーケティングでは、ユーザーが普段情報元としている「個人」視点での情報発信に見えるため、有益な情報であれば素直に受け取られるメリットがあります。

また、近年は「どんなサービス・商品か」ではなく、「誰がおすすめしているか」で購買を決定する傾向もあるため、この点でもインフルエンサーマーケティングはメリットがあります。

・狙いたいターゲットにリーチできる

次にメリットとして挙げられるのは「狙いたいターゲットにリーチできる」点です。

インフルエンサーはそれぞれの得意ジャンルで情報発信を行い、そこに集まるフォロワーもそのジャンルの情報を求めています。

つまり、自社サービス・商品を認知させたいターゲットを集めているインフルエンサーを活用することで、自社サービス・商品の情報を求めている可能性の高いユーザーにリーチすることが可能なため、高い効果が期待出来ます。

2 インフルエンサーが活動している主要SNS

次にインフルエンサーが活動している主要SNSをご紹介します。

現在、インフルエンサーとして情報発信を行っているSNSをとしては「Youtube」「Instagram」「Twitter」「TikTok」の4媒体があります。

以下各媒体の特徴について解説していきます。

2.1 YouTube

言わずとしれた世界的に利用されている動画投稿サイトで、子どもの将来なりたい職業で「YouTuber」と名前が上がるほどの高い認知度を誇ります。

インフルエンサーの投稿カテゴリーは非常に幅広く、ほぼ全ジャンルのサービスに対応したインフルエンサーが在籍しています。

2.2 instagram

Instagramは写真や動画などのクリエイティブ面が非常に重要なSNSサービスで、インスタグラマーと呼ばれるインフルエンサーが活動しています。

「インスタ映え」と呼ばれるほどクリエイティブの質が重要視されており、旅行・ファッション・コスメ・インテリア・グルメ等のジャンルが多く、若年層の女性をターゲットとしたサービス・商品の相性が良い傾向にあります。

2.3 Twitter

Twitterは140文字以内のテキストで「つぶやき」と投稿するSNSで、リツイートという拡散機能で情報拡散が期待出来る点が特徴です。

投稿はテキストがメインですが、漫画やイラストのコンテンツも人気のため、自社サービス・商品を解説した漫画などをインフルエンサーマーケティングで実施する企業も増えています。

前述のリツイート機能で一気にハネるインフルエンサーもいますが、逆に安易な投稿で炎上する点がリスクとして存在します。

2.4 TikTok

TikTokは10代〜20代の学生層を中心に人気の短尺動画投稿SNSで、TikToker(ティックトッカー)と呼ばれるインフルエンサーが活動しています。

利用ユーザーが若いため、BtoBサービスの相性はあまり良くありませんが、toC商材の相性は良く、効果が期待出来ます。

3 インフルエンサーマーケティングのポイント

次に、インフルエンサーマーケティングを行う際、起用するインフルエンサーの選定ポイントと注意点について解説していきます。

3.1 インフルエンサーを起用する際のポイント

インフルエンサーを自社マーケティングに活用する際には以下のポイントを考えて起用しましょう。

・自社サービスと合っているか

インフルエンサーの投稿内容やフォロワー属性が、自社サービス・商品とずれていないかを確認しましょう。

自社商品がコスメ系なのに、グルメ系の投稿をしているインフルエンサーを起用しては効果は見込めません。

自社サービス・商品とインフルエンサーの投稿内容、フォロワーの属性が合っているかを確認しましょう。

・フォロワー数(影響力)

当然ですが、インフルエンサーの影響力はフォロワー数によります。

どんなに相性のよいインフルエンサーを起用しても、フォロワー数が100人であれば100人以上のリーチは難しくなります。

ですが、フォロワー数の多いインフルエンサーほど費用が高くなりますので、影響力と費用感のバランスをみて選定しましょう。

・過去投稿の確認

最後にインフルエンサーの過去の投稿等を確認しましょう。

インフルエンサーとして起用することは、自社の広告タレントとして起用することに近い意味を持ちます。

過去に倫理・道徳的に悪い投稿を行っていないか確認するようにしましょう。

近年ではインフルエンサーの軽率な行動がニュースに取り上げられるケースも増えていますので、事前にリスクヘッジを行うことが重要です。

3.2 ステルスマーケティング(ステマ)に注意

インフルエンサー施策で最も注意しなければならないのが「ステルスマーケティング(ステマ)」と呼ばれる行為です。

「ステルスマーケティング(ステマ)」とは、消費者に対して企業広告とばれないように意図的に隠してPR投稿を行うことで、近年問題視されています。

インフルエンサー活用のメリットで、「個人」視点の情報発信がメリットとお伝えしましたが、完全に企業の広告という内容を隠してしまうとステルスマーケティングに該当してしまいます。

ステルスマーケティングは「炎上」の可能性が高く、規模によってはニュースやワイドショーなどで取り上げられ、企業ブランドを大きく傷つける可能性があります。

最低限気をつけるべき点としては、インフルエンサーの投稿に「#PR」など、企業のPRと分かるような記載を徹底することです。

このような内容は、事前にインフルエンサーとの間で投稿時のルールとしてすり合わせしておきましょう。

4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はインフルエンサーとインフルエンサーマーケティングについて解説してきました。

個人のSNSでの発信力が強くなった今、インフルエンサーを活用した自社マーケティングは無視できない時代となりました。

インフルエンサー活用を行う企業も増えていますので、もし競合他社がすでに取り組んでいた場合、大きな遅れを取ることになります。

今回の記事を参考に、是非自社のマーケティングにインフルエンサーの活用をご検討頂ければ幸いです。

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