こんにちはCMOの相澤です。
前回に引き続き「SNSマーケティング」について詳細の解説をしてきます。
今回はその中でも「Facebook広告」について解説していきます。
SNSマーケティングの基本編として、前回はTwitter・Facebook・Instagramの比較を行いましたが、今回はその中でもFacebook広告について重点的に解説していきます。
・Facebookってどんな特徴があるの?
・Facebook広告ってなにができるの?
・Facebook広告はどう活用すればいいの?
こんなお悩みを解決します。
<目次>
1 Facebook広告とは
1.1 Facebook広告の特徴とメリット
1.2 Facebook広告で可能なターゲティング
2 Facebook広告の種類
2.1 認知獲得
2.2 検討の機会を与える
2.3 コンバージョン獲得
3 Facebook広告の活用法
4 まとめ
国内最大手広告代理店のWebマーケティング担当として、大手飲料メーカーや大手不動産、大手エステサロンなどのクライアントで年間15億円以上の案件を担当してきた実績・知見から皆様にわかりやすい情報をお届けします。
SNSマーケティングについて、こちらも合わせてご参照下さい。
Contents
1 Facebook広告とは
Facebook広告とは、Facebookのフィード面などに広告を表示する配信手法です。
以前の記事でもご紹介しましたが、Facebookの月間国内アクティブユーザーは2,600万人と言われており、ユーザー層は30代〜50代の男女が多く、ビジネス層のユーザーが多い点が特徴になります。
また、実名制の登録のため信頼性が高く、リアルでの交友関係が中心となります。
広告媒体としては、特徴である正確なユーザー情報を元にした、精度の高いターゲティングが大きな強みとなっています。
1.1 Facebook広告の特徴とメリット
前述の通り、Facebookは実名制であり、プロフィールなどのユーザー情報が正確なため、この正確な情報を元にした精度の高いターゲティング広告が特徴であり、メリットになります。
自社サービスのターゲットを明確にし、しっかりとターゲティング配信することで、Facebook広告は効果を発揮することができます。
また、Facebook広告を配信することで、Instagramにも同時に広告配信が可能です。
(FacebookとInstagramのアカウントが連携されているユーザーが対象)
1.2 Facebook広告で可能なターゲティング
Facebook広告では主に以下のターゲティング項目に沿って、絞り込んだ広告配信が可能です。
・利用者情報
地域/国/都道府県/市区町村、生年月日/世代、交際ステータス、学歴/専攻、勤務先/役職/業界、言語、性別でのターゲティングが可能です。
・ライフイベント
引っ越し/駐在、結婚/婚約、誕生日が近い/記念日など、ユーザーの特定のイベントを狙った広告配信が可能です。
・興味関心
好きなページやアプリ、ゲーマー/ゲームのジャンル、アクティビティ、興味/好きなもの、などの情報をもとにターゲティングが可能です。
・つながり
特定ページのファ ン/ファン以外、 特定アプリやイベ ントとのつながり、でのターゲティングが可能です。
・端末情報/接続環境
OS、OSバージョン端末、ブラウザでのターゲティングが可能です。
その他にもターゲティング可能な項目はありますが、Facebook広告のターゲティングとしては正確な「利用者情報」「ライフイベント」を元にしたターゲティングが特徴的な配信手法になります。
特に「ライフイベント」などは、サービスによっては狙い撃ちしたい情報ですが、Facebook以外ではなかなか情報がないため、広告配信のターゲティングとして使用することは出来ません。
また、正確な「利用者情報」もユーザー自身が登録しているプロフィール情報を元にしていますので、信頼できるターゲティング項目です。
(他の媒体では、その媒体の利用状況などから推測したものを使うケースが一般的です。)
2 Facebook広告の種類
Facebook広告は配信目的として様々な種類を選ぶことができ、選んだ目的に向けて配信が最適化されていきます。
2.1 認知獲得
・ブランドの認知度アップ
自社サービスに反応しやすい人に対しして広告配信が可能です。
・リーチ
自社サービスをとにかくリーチ(タイムラインに表示)させたい時におすすめです。
2.2 検討の機会を与える
・トラフィック
Facebookから外部サイトへリンクを指定し、誘導が可能です。
・投稿のエンゲージメント/ページへの「いいね」/イベントへの参加を増やす
投稿のエンゲージメント(いいね等のユーザーアクション)を目的にした配信です。
・アプリのインストール
自社アプリのインストールを促す広告手法です。
・動画の再生数アップ
Facebookに投稿した動画の再生数を伸ばす広告手法です。
・リード獲得
広告がクリックされた後に任意で、ユーザーがFacebookに登録しているアドレスや電話番号等を取得可能です。
・メッセージ
クリックしたユーザーのMessengerにビジネスメッセージの送信を増やすことが可能です。
2.3 コンバージョン獲得
・コンバージョン
Web上の成果(問い合わせなど)を増やす手法です。サンクスページにFacebookのコンバージョン計測タグを設置することで、広告経由の獲得数を計測できます。
・カタログ販売
ターゲットに合わせて、Facebookに登録した自社製品カタログの製品を自動的に表示することができます。
・来店数の増加
複数店舗がある場合に、各店舗の近隣エリアにいるユーザーにアプローチが可能です。
3 Facebook広告の活用法
ここまでFacebook広告の基本的な情報を解説してきましたが、最後に活用法をご紹介致します。
まず、Facebook広告には様々な広告フォーマットがありますので、1枚画やカルーセル(複数画像)、さらには動画といったクリエイティブを活用しましょう。
また、広告だけでなく、普段のアカウント投稿を定期的に行うことをおすすめします。
FacebookはあくまでSNSですので、精度の高い広告に意識がいってしまいがちですが、それではユーザーから”広告ばかり投稿するアカウント(会社)”というイメージになってしまいます。
それを解決するためにも、普段からユーザーにとって有益な情報を発信することで、信頼関係を築くことが出来ます。
信頼しているアカウントの広告で、なおかつ精度の高いターゲティングで配信された広告なら、より高い効果を期待できるでしょう。
4 まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は前回に引き続き、SNSマーケティングに含まれるFacebook広告についてご紹介しました。
プロフィール情報に基づく精度の高いターゲティングが特徴のFacebook広告は、狙いたいターゲットをしっかりと組み立て活用することで、効果的な広告配信が期待できます。
Facebookはビジネス層を中心としたアクティブ層が利用している媒体ですので、自社サービスの特徴を分析し、ターゲットを決定してから是非活用して頂きたいメディアです。
株式会社amplitでは、お客様のWeb売上を伸ばすお手伝いをしています!
神奈川県厚木市にオフィスを構え、「Webに強い厚木市」を目指して数多くの企業様のWeb戦略担当をしております。(厚木市以外も対応可能です。)
ホームページ制作、LP(ランディングページ)制作、Web広告出稿をベースに、SEO対策やロゴ制作等、様々なご要望に対応することができます。
上記のように、制作からWeb集客・販促まで1社で完結できるため、お客様の費用負担を軽減することが可能となります。
弊社の社員は、大手企業コンサルタント出身者や国内最大手広告代理店の出身者、国立芸術大学で講師勤務実績のあるデザイナー、脆弱性診断士を経験してきたセキュリティのスペシャリストなどで構成されているため、高いクオリティでサービスをご提供することができます。
貴社のIT担当としてぜひamplitをご活用ください。