今回はホームページ制作で重要になるヒアリングシートについて紹介していきます。
・うまくクライアントとコミュニケーションが取れていない
・ヒアリングシートに記載するべき内容を知りたい
ホームページ制作の仕事をしている人で、クライアントと意思疎通が上手くできなくて困った経験をしたことがある人は多いでしょう。
意思疎通が上手くできていないと、修正の回数が多くなるだけでなく、トラブルに発展して未入金になる可能性も十分に考えられます。
そこで本記事では、クライアントと意思疎通するために用意するべきヒアリングシートについて徹底解説しました。
ホームページ制作の仕事をしていて、クライアントと上手く意思疎通ができていないと悩んでいる人は是非最後までご覧ください。
Contents
ホームページ制作でヒアリングシートを作るべき理由
まずは、ホームページ制作でヒアリングシートを作るべき理由を2つ紹介していきます。
意思疎通ができやすい
ヒアリングシートを作っておくことで、クライアントと意思疎通ができます。
例えば、デザインのイメージを共有するために、ヒアリングシートに「参考URL」の記載欄を用意しておけば、クライアントがどのようなデザインを望んでいるのか判断することができます。
ホームページ制作ではクライアントとの意思疎通が非常に重要なので、ヒアリングシートは用意しておくべきだと言えるでしょう。
打ち合わせがスムーズに進む
打ち合わせで聞きたい内容を全て聞くと、多くの時間を奪われてクライアントからの印象も悪くなる可能性があります。
ヒアリングシートを用意しておくことで、事前にある程度の情報を把握している状態で打ち合わせを行える為、スムーズにコミュニケーションを取ることが可能です。
打ち合わせをスムーズに進めると印象も良いので、事前にヒアリングシートは用意しておいた方が良いと言えるでしょう。
ホームページ制作のヒアリングシートに記載するべき内容
それでは、どのような内容をヒアリングシートに記載しておけば良いのか紹介していきます。
会社情報
ホームページには会社情報を記載しなければいけないので、事前にヒアリングしておくことをおすすめします。
・会社名
・電話番号
・住所
・メールアドレス
上記の4つは、ホームページで利用することが多いのでヒアリングシートに記載しておきましょう。
また「代表の挨拶」などのページを作るのであれば、代表者の名前なども用意しておくこともおすすめします。
ホームページを作る目的
会社によってホームページを作る目的は様々なので、しっかりと把握しておくことが大切になります。
・採用目的
・営業目的
・集客目的
・販売目的
例えば採用目的でクライアントがホームページを制作したいと考えているにも拘らず、デザインや構成が集客目的になっていると、全く求人が来ないでしょう。
しっかりとクライアントがホームページを作る目的を把握して、それに合わせたデザインや構成を作ることが大切になります。
ターゲット
どのようなターゲットにクライアントの商材・サービスを提供したいのか把握しておくことも大切です。
ターゲットを把握することで、ターゲットに合わせたデザインや構成でホームページを制作することができます。
例えば、30代の男性サラリーマンがターゲットにも拘らず、デザインがピンクで可愛らしいとユーザーが離れてしまう可能性があります。
しっかりとターゲットを把握して、適切なデザインや構成でホームページを制作することが大切になります。
必要なコンテンツ内容
クライアント様が、ホームページにどのようなコンテンツを掲載したいと考えているのか把握しましょう。
・事業内容
・新着情報
・ブログページ
・会社の基本情報
・お問い合わせフォーム
ホームページには、上記のようなコンテンツ内容などが必要になる企業が多いでしょう。
他にも企業によっては、採用ページや代表挨拶などをホームページに掲載している場合もあります。
どのようなコンテンツを必要だとクライアントが考えているのか、事前にヒアリングシートで把握しておくことが大切です。
デザインの希望
ホームページ制作で、最もトラブルになるポイントがデザインです。
クライアントの希望するデザインでなかった場合は、何度も修正が入ってしまいます。
デザインの希望は、できるだけ細かく詳細に把握しておくことが、トラブル防止のポイントです。
・フォント
・イメージカラー
・アクセントカラー
・ロゴや写真の有無
・テキストの内容/見せ方
・参考サイト
上記以外にも、どのようなイメージをユーザーに持たせたいのかなど把握しておくこともおすすめします。
必要な機能
ホームページに、どのような機能が必要なのか事前にヒアリングシートで把握しておきましょう。
・販売機能
・決済機能
・会員機能
・予約機能
・投稿機能
・口コミ機能
・多言語化機能
・ダウンロード機能
・お問い合わせフォーム
主に上記のような機能が、ホームページで求められることが多いです。
機能を構築するのは手間と時間が必要になるので、事前に把握しておいた方が良いと言えるでしょう。
今後の運用方針
ホームページを作っても、しっかりと運用しなければ意味がありません。
どのようにホームページを活用していくのか、今後の方針を把握しておくことで、制作する際に重視するべきポイントを把握することができます。
例えばSEOで集客を目指しているのであれば、SEO対策に予算を投下した方が良いでしょう。リスティング広告で集客をするなら、ランディングページのような構成にするのも選択肢の1つです。
今後の運用方針によって、予算の使い方や構成を変えなければいけないので、ヒアリングシートで事前に聞いておくことをすすめします。
その他
今まで紹介したこと以外にも、自社が気になるべきことがあるなら記載しておきましょう。
・ドメインー/サーバーの有無
・対応デバイス/ブラウザ
・アニメーションの有無
・アクセス解析の導入
・公開日/納品方法
・SSL対応
上記のような内容は、多くの企業がヒアリングシートに記載しています。
ホームページ制作のヒアリングシートで注意するべきこと
最後に、ホームページ制作のヒアリングシートで注意するべきことをまとめておきます。
記載する内容が多いと負担になる
ヒアリングシートに記載しなければいけない内容が多すぎると、クライアントの負担が大きくなってしまうので注意が必要です。
本当に聞かなければいけない内容を厳選して記載することで、クライアントの負担を少しでも抑えることができます。
ヒアリングシートを作る前に、ホームページ制作をする上で絶対に知っておかなければいけないことは、事前に把握しておくようにしましょう。
打ち合わせで確認する
ヒアリングシートに書いている内容が無いのか、打ち合わせでしっかりと確認しておきましょう。
例えば、記載されている文章だけで理解したとしても、クライアントが伝えたいこととは違う場合があります。他にも、ヒアリングシートを書いた時と意見が変わっている場合もあるでしょう。
しっかりと打ち合わせで確認することで、認識の違いを無くすことが可能です。
まとめ
本記事では、クライアントと意思疎通するために用意するべきヒアリングシートについて徹底解説しました。
ヒアリングシートを作ることで、クライアントとの認識の相違が無くなり、トラブルに発展するリスクを少しでも抑えることが可能です。
しかしながら、ヒアリングシートだけを頼りにホームページを制作するのは危険なので、作業に入る前に打ち合わせすることをおすすめします。
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