サブスク型ホームページ制作のメリット・デメリット!従来のホームページ制作と何が違う?

テクノロジー

従来とは異なる新しい形のホームページ制作として注目を集めている「サブスク型ホームページ制作」。

今回はサブスク型ホームページ制作の特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。


・サブスク型ホームページ制作って何?

・サブスク型ホームページ制作の費用はどれくらいかかるの?

・サブスク型ホームページ制作のメリット・デメリットは?

・従来型とサブスク型どっちが向いているの?

このようなお悩みをお持ちの方はぜひチェックしてみてください。

サブスク型のホームページ制作とは

サブスク型のホームページ制作とは、月額○○○○円というように価格を決めてホームページを制作するものです。

最初に大きなお金を用意しなくても制作できるのが大きな特徴といえます。

従来のホームページ制作とサブスク型のホームページ制作の違いについて、わかりやすく表にまとめてみました。

従来のホームページ制作サブスク型のホームページ制作
初期費用10~300万円以上無料~30万円程度
月額費用1~3万円程度5,000円~3万円程度
デザイン一からオリジナルテーマで制作基礎部分は共通しており、注文に合わせてオリジナリティを加える
SEO対策対応している制作会社が多い制作会社による
制作期間3か月~1年程度最短5営業日

サブスク型ホームページ制作のメリット

サブスク型ホームページ制作には以下のメリットが挙げられます。

  • 初期費用を抑えられる
  • 運用に集中できる
  • いつでも解約できる

初期費用数十万円を用意するのが難しい場合やリスクヘッジを取りたい場合におすすめです。
上記のメリットについて詳しく解説します。

メリット①初期費用を抑えられる

サブスク型ホームページ制作のメリットとして大きいのは、やはり「初期費用を抑えられる」という点です。

従来のホームページ制作の場合、初期費用が最低でも10万円~かかってしまいます。
サブスク型のホームページ制作会社は年々増えてきており、初期費用無料で制作できるところも。

自社の予算に合わせてホームページを制作できるのは魅力的ですね。

メリット②運用に集中できる

ホームページを作る上で最も大切なことは、制作過程よりも「どう運用するか?」というところに尽きます。

サブスク型ホームページ制作であれば費用を抑えられる分、運用に集中できます。

ホームページの規模によっては最短5営業日での制作もできるため、早く運用を始めたい場合にもおすすめです。

メリット③いつでも解約できる

サブスク型の大きなメリットとして、いつでも解約できるというのもあります。
自社のホームページが必要なくなった場合に、解約して支払いをすぐに止められるのです。

ホームページ制作会社は今や何十・何百もの会社があり、選定を誤ると技術力・対応力などに不満が出ることも。

サブスク型ホームページ制作は不満があればすぐに解約できるため、リスクを最小限に抑えられます。

サブスク型ホームページ制作のデメリット

サブスク型ホームページ制作にはいくつかのデメリットがあります。

  • 未更新の月でも費用が掛かる
  • 長期で見ると割高
  • 解約するとホームページがなくなる

上記について詳しくみていきましょう。

デメリット①未更新の月でも費用が掛かる

サブスク型ホームページ制作の場合、ホームページを一切更新していない月でも費用が掛かってしまいます。

毎月定期的に更新するのであればメリットのほうが大きいのですが、数か月に数回程度の更新であればデメリットが大きく感じるかもしれません。

サブスク型ホームページ制作を利用する場合は、サービス内容をきちんと使いきれるかをよく吟味するべきといえるでしょう。

サービス内容を使いきれる自信がない場合は、従来のホームページ制作のほうがコストパフォーマンスが高くなる可能性があります。

デメリット②長期で見ると割高

初期費用を抑えられるサブスク型ホームページ制作ですが、長期で見ると従来のものよりもやや割高です。

例えば1ヶ月の利用料が1万円の場合、1年で12万円・10年も利用すれば120万円になります。
120万円もあれば従来のホームページ制作でも十分な予算といえますよね。

多くの企業は10年以上の長期での運用も見据えていると思いますので、長い目で見れば従来のホームページ制作のほうがコスパ面でも技術面でも上といえるでしょう。

デメリット③解約するとホームページがなくなる

サブスク型ホームページ制作の場合、解約してしまうとホームページがなくなるデメリットがあります。

自社に所有権がない場合は、制作してもらったページ全てが解約とともに消えてしまうのです。

解約後にドメインの移行作業がスムーズにできるかどうかも、制作会社により異なります。

サブスク型でホームページを制作する場合、依頼前に解約後の流れを確認しておかなければいけません。

サブスク型ホームページ制作が向いているケース

ここまでサブスク型ホームページ制作のメリット・デメリットについて解説しましたが、具体的にはどのようなケースに向いているのでしょうか。

ここでは、サブスク型ホームページ制作が向いているケースについて紹介します。

とにかく早く運用を開始したい場合

サブスク型ホームページ制作は短い期間で制作できるのが大きな強み。

最短5営業日で制作できる場合もあるため、とにかく早く運用を開始したい場合に向いています。

ただしサブスク型ホームページ制作はSEO対策まで対応していない場合も多いため、自社でSEO対策出来ることが望ましいでしょう。

短期間での運用を考えている場合

サブスク型ホームページ制作は初期費用自体は従来のホームページ制作よりも安く抑えられますが、長期的な視点で見るとやや割高です。

そのため、短期間での運用を前提としている場合に利用するのがおすすめです。

例えば期間限定のキャンペーンサイトをつくるのであれば、サブスク型ホームページ制作のほうが向いているといえるでしょう。

自社の顔となるメインのホームページを作る場合は、サブスク型ホームページ制作の利用はあまりおすすめできません。

従来のホームページ制作が向いているケース

サブスク型ホームページ制作はいま注目を集めている新しい形ですが、従来のホームページ制作のほうが向いているケースも多くあります。

デザインにこだわりたい場合

従来のホームページ制作は一からデザインをつくるため、自社の強みを活かせるこだわりのあるデザインを作りたい場合に向いています。

企業のメインホームページのデザインはその企業の印象を左右する大切な要素です。

デザインには納得のいくまでこだわったほうがよいでしょう。

SEO施策も併せて依頼したい場合

SEO対策も併せて依頼したい場合は従来のホームページ制作がおすすめです。

従来のホームページ制作会社では、SEO対策も併せてコンサルティングしてくれる所が多くあります。

先にお話ししたように、ホームページは制作課程よりも「どう運用するか?」が最も大切なポイント。

ホームページ制作とSEO対策を併せて行える会社であれば、SEO対策も踏まえたデザインの制作を行ってもらえます。

長期の運用を見据えている場合

自社のホームページ等、長期での運用を見据えている場合は従来型のホームページ制作が向いているでしょう。

長期で運用する場合は、サブスク型よりも従来型のほうがコストパフォーマンスが高くなりやすい傾向にあります。

ホームページ制作にこだわるなら従来型がおすすめ

今回はサブスク型ホームページ制作についてメリットやデメリット等紹介しました。
サブスク型にもさまざまなメリットがあり、短期間での運用を考えている場合や質よりも早さを重視したい場合に向いています。

ただしデザインやSEO対策にこだわりたい場合は、従来型のほうが向いているといえるでしょう。
従来型のホームページ制作会社の場合は、時間をかけて質の高いものを制作するため満足のいくものを作りやすいメリットがあります。

長く愛されるホームページを作りたいのであれば、従来型のホームページ制作会社の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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